上原浩治というピッチャーは凄かった!とくに制球力が異常なぐらい凄かった!
今日は不動産とは全く関係のないことです。
私の趣味というか・・・、好きなことというか・・・・。
サンデーモーニングで張本勲さんの後釜となった上原浩治さんについてです。
元メジャーリーガー、現解説者、You Tuberの上原浩治さんの凄さです!
若い方たちは現役のときを知らないと思いますが、凄かったですよ。
Satozaki Channel(里崎チャンネル)で知った上原浩治の凄さ!
辛口というか、ズケズケと物申すというか、客観的に解説をしてくれる元ロッテの里崎智也さんがやっている「Satozaki Channel」をよく見ています。
里崎さんは、WBCやオリンピックにも出場していて、様々な一流のピッチャーを受けた経験があると。
その中で、最も受けていて凄いというか、コントロールがいいピッチャーに、上原浩治さんをあげていました。
里崎さんいわく、とにかく、構えたところにほとんどボールがくるから、配球を組み立てやすかったと。構えたところにボールがくるから、打たれたら配球のサインを出しているキャッチャーの責任だなと思ったとのことです。
※里崎智也さんについての記事
上原浩治というピッチャーの印象
上原浩治というピッチャーは当然知っていました。
アンチ巨人の私でも、いいピッチャーであることを当然知っていました。新人で勝利数、防御率、さらには新人賞、沢村賞というとんでもない成績をいきなり出していましたから。メジャーでも大活躍されていましたし。
高校時代は2番手ピッチャーで、浪人して大学に入って、大学3年ぐらいからようやく有名になったらしいです。このような経歴から高校球児たちに夢と希望を与えていました。
150Kmを超えるような剛速球をバンバン投げるピッチャーではなく、140Kmちょいのキレのあるストーレート、スプリット、あとカットボールを少々を針の穴を通すような制球力で勝負するタイプのピッチャーです。
巨人時代も凄かったと思いますが、何といっても、レッドソックス時代の2013年、クローザーになって、ワールドシリーズ制覇の原動力となり、胴上げ投手にもなったことが一番印象に残っています。
通算成績でも、100勝以上、100HP以上、100S以上という先発、中継ぎ、抑えとしてどの役割でも全てをこなせる万能のピッチャーです。
最近You Tubeを見てると、上原浩治と同世代ぐらいの元プロ野球選手たちが、こぞって凄かったという評価をしています。
元プロ野球選手がこぞって凄かったというからには、素人には分からない凄さがあったんだろうなと。
そこで、何が凄かったんだろう?数字に見えない何か凄さがあったのかな?
いやいや、数字にとんでもない凄さがありました!
上原浩治の「K/BB」という数字から制球力の凄さが分かる!
普通は、勝利数、防御率、奪三振数などを見て、凄いと判断すると思います。
上原浩治というピッチャーは、当然ながら防御率も素晴らしいです。
では、上原浩治というピッチャーは本当は何が凄かったのか。何が異常なぐらい凄かったのか。
実は、上原浩治というピッチャーの凄さは、勝利数、防御率、奪三振数という三大要素からではなく、奪三振数と与四球から判断する「K/BB」という数字が異常なぐらい凄いということです。どれだけ制球力が凄いということが分かります
「K/BB」とは、奪三振 (K:strikeout)と与四球 (BB:Base on Balls)の比率で、投手の制球力を示す指標の1つです。 3.5を超えると優秀と言われています。セイバーメトリクスと呼ばれる統計学の1つの指標で、最近ではメジャーでも重要視される指標です。
NPB時代は、奪三振数は1,400、与四球が211。
つまり、「K/BB」は、1,400÷211=6.635
MLB時代は、奪三振数は572、与四球が78。
つまり、「K/BB」は、572÷78=7.333。
3.5を超えると優秀と言われている数字でこの数字はとんでもないです。
どれだけ球のキレと制球力がズバ抜けていたかが分かります。
ちなみに、上原浩治以外の過去のNPBの「K/BB」の記録の上位者を見ると、
土橋正幸 4.61 奪三振1562 与四球339
杉浦忠 4.29 奪三振1756 与四球409
稲尾和久 3.58 奪三振2574 与四球719
村山実 3.55 奪三振2271 与四球639
本当に過去の名選手たちの名前が上位を占めていますが、若い方は知らないだろうなあ、ちなみに私も現役時代を知りません。
ということで、過去の名選手たちと比較しても、上原浩治というピッチャーがどれだけ凄かったかが分かります。
上原浩治さんの「上原浩治の雑談魂」
上原浩治さんは、現在、解説者として活躍中です。
2020年の秋からは、NHKのサンデースポーツでもメイン解説者になりました。
そして、今年からはサンデーモーニングにも。
また、You Yubeでも「上原浩治の雑談魂」というチャンネルを開設しています。
この「上原浩治の雑談魂」は、野球のことなどを中心に、ゆるーく雑談しています。なかなか面白いです。この番組を見ていると、凄かったピッチャーの雰囲気がないんです。
ゲストがよく出演しているのですが、上原浩治と愉快な仲間たちという雰囲気で、面白いです。
上原浩治さんの1975年生まれ世代は凄い!
上原浩治さんと同じ年に生まれた(1975年生まれ)元プロ野球選手は、結構活躍した凄い選手が多い年代です。
・高橋由伸(元巨人、元巨人監督)
・岡島秀樹(元巨人・日ハム、メジャーリーグ、他)
・高橋尚成(元巨人、メジャーリーグ)
・川上憲伸(元中日、メジャーリーグ)
・井端弘和(元中日・巨人)
・松井稼頭央(元西武、メジャーリーグ、元楽天)
・建山義紀(元日ハム、メジャーリーグ、ちなみに上原浩治とは同じ高校)
・金子誠 (元日ハム)
・福浦和也(元ロッテ)
・小野慎吾(元ロッテ)
・清水直行(元ロッテ・横浜)
・平井正丈(元オリックス)
・大家友和(元横浜、メジャーリーグ)
・マック鈴木(メジャーリーグ)
ざっと見てこんな感じです。私が知っている選手はまだ何人かいます。
松坂世代、マー君世代、などの何とか世代に比べても、とんでもない選手たちがいます。
2013年ワールドシリーズ制覇ボストン・レッドソックスの守護神
上原浩治というピッチャーは凄かった!第二弾。国際試合負けなし
上原浩治の雑談魂は、まるで上原浩治の愉快な仲間たちのようで面白い!
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