上原浩治というピッチャーは凄かった!国際試合で負けなし⁉
上原浩治さんの凄さとは?ということで、「K/BB」という数字から制球力の凄さについて以前書かせていただきました。
※「上原浩治というピッチャーは凄かった!とくに制球力が異常なぐらい凄かった!」
さらに、上原浩治というピッチャーの凄さがあります!
すでに知っている人も多いかと思いますが、
何と!!!
国際試合で負けなし⁉(上原浩治談)らしいです。
調べらる範囲でご紹介していきます。
大学時代の日米野球とインターコンチネンタルカップ
初めて日米大学野球の代表に選ばれたのが、大学3年生(1997年)の時。
ことのき、第3戦に先発して勝ち投手。
おそらくですが、これが最初のようです。
1997年に行われた第13回IBAFインターコンチネンタルカップ。
この大会では、日本代表(アマチュア)は全部で9試合行っています。
上原浩治さんが何試合投げたのかは分かりません。
しかし、最も有名な試合が決勝での対キューバ戦です。
元々、先発予定は川上憲伸さん。ところが、川上憲伸さんが練習中にボールに足をとられて捻挫。急遽、上原浩治さんが先発にになったということです。
そして、そのキューバ戦で、しっかりと先発の役割を果たし、11対2という圧勝でした。この試合は、キューバが国際大会における連勝記録を151で止めるという大金星でもあったのです。
この試合で、上原浩治さんの名前は、プロ野球界のにならずメジャーリーグ関係者までに知れ渡ることになります。
アマチュア時代(大学時代)での詳しい戦績は、ネットで調べてみましたが、調べきれませんでした・・・・
2004年アテネオリンピック
オリンピックでは初のオールプロ代表です。監督も長嶋茂雄氏を起用し、金メダルを取りに行った大会です。この大会では各球団2名ずつという制限があり、代表選出に相当苦労したようです(高木豊談)。しかも、長嶋監督の病気により、途中から中畑清氏が監督代行として指揮をとりました。その中畑さんもプレッシャーからかなり痩せたようです(宮本慎也談)。このような状況で、長嶋氏の「野球の伝道師たれ」という言葉を胸に、オリンピックでの金メダル獲得を目標に戦っていくことになります。
さて、上原浩治さんはまずは、2003年のアジア予選の初戦、対中国戦に先発して勝利投手。
アテネオリンピックの初戦、予選リーグ1試合目の対イタリア戦に先発して勝利投手。
予選リーグ6試合目の対チャイニーズタイペイ戦に先発して勝敗つかず。この試合は日本が途中で追いついて、サヨナラ勝ちをした試合です。上原浩治さんは敗戦を免れました。
アテネオリンピックでの日本代表は、銅メダルという結果でした。
<上原浩治アテネオリンピックでの成績>
アジア予選:1試合登板、1勝0敗
アテネオリンピック:2試合登板、1勝0敗
2006年第1回WBC
野球の国際大会で初めてメジャーリーグの選手が出場するという、まさに、世界一を決める初めての大会です。超メジャー級の選手が全て出場したわけではないですが、日本としては世界に日本の野球が強いことを示す最初の大会でもあったわけです。
監督は王貞治氏。この時点で、アテネの長嶋茂雄氏と同様、日本が本気だったことが分かります。
さて、上原浩治さんはというと、
第1ラウンドの初戦、対中国戦に先発し、勝利投手。
第2ラウンドの対アメリカ戦に先発して、勝敗つかず。ちなみにこの試合は、サヨナラ負けを喫しています。
準決勝の対韓国戦。先発して見事勝利投手。この大会では、韓国にすでに2敗しており絶対に負けられない試合でした。
<上原浩治第1回WBCでの成績>
3試合に登板。2勝0敗。
2008年北京オリンピック
前回の北京オリンピックの銅メダルの屈辱から、監督には闘将星野仙一氏。
実は上原浩治さんは今大会の辞退を申し出ていたそうです。星野監督からの熱いラブコールで出場することになったそうです。
この大会もオールプロ。次のロンドンオリンピックから野球が除外されることもあり、何としてでも金メダルを獲得したいという大会でした。
さて、本調子ではなかった上原浩治さんはというと、
アジア予選の対韓国戦でクローザーとして登板。1セーブ。
アジア予選の対チャイニーズタイペイ戦にもクローザーとして登板。
そして、北京オリンピック。
予選リーグ第2戦、対チャイニーズタイペイ戦にクローザーとして登板。
予選リーグ第6戦、対カナダ戦にクローザーとして登板。1セーブ。
<上原浩治北京オリンピックでの成績>
アジア予選:2試合登板、0勝0敗1S
アテネオリンピック:2試合登板、0勝0敗1S
まとめ
以上、上原浩治さんの国際試合の成績でした。
いかがでしたでしょうか。
国際試合で一試合も崩れたことがないんですよ。
とんでもない凄さですよね。
どのような環境下でも力が発揮できるという強心臓というか強いメンタルを持っているというか。日本人にしては珍しいタイプの人ですよね(良い意味で)。
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