令和3年度の賃貸不動産経営管理士試験の実施要領が発表されています。今年からいよいよ国家資格。難しくなるのか?
国家資格となる賃貸不動産経営管理士試験の実施要領が発表されました。
試験日は、11月21日
申込期間は9月24日まで
※詳しくはこちら
国家資格として初めての賃貸不動産経営管理士試験
昨年の賃貸不動産経営管理士試験では、国家資格を意識して、50問、120分と変わりました。
そして、いよいよ今年令和3年度より、国家資格として賃貸不動産経営管理士試験が始まります。
試験内容は難しくなる?
令和3年度の賃貸不動産経営管理士試験は国家資格となって初めてです。
では、試験内容は今までより難しくなるのでしょうか?
試験内容が今までより難しくなる可能性はあるかと思います。
なぜなら、合格点、合格者率というものが予め設定されるだろうからです。
国家資格ともなると受験者数もある程度は増えるであろうと予想できます。
とすれば、ある程度難しくしなければ合格点が上がりすぎる可能性もありますので、どうしても問題を多少でも難しくして合格点を調整するようにしなければならないからです。
試験内容が難しくなるとは?
宅建の試験でもそうでしたが、そもそも問題が難しくなるというのはどういうことか。
・個数問題
・組合わせ問題
この2つのパターンが増えることです。
普通に4択問題なら、
・これは絶対正しい
・これは明らかに違う
というように、選択肢全ての正誤が分からなくても絞り込むことができます。
しかし、個数問題なら選択肢の中で何個正しいか、組合せ問題なら正しい選択を組み合わせる、つまり、選択肢一つ一つ全ての正誤が問われることになります。
だから、難しくなるということです。
つまりは、しっかりと知識を身に付けないといけないということです。
知識の量としては、宅建よりもだいぶ少ないと思いますので、宅建試験に合格している方々は、宅建試験と同等の勉強量ならば大丈夫かと思います。
いよいよ残り約2カ月半
賃貸不動産経営管理士試験までいよいよ残り約2カ月半です。
気を付けて頂きたいのは、賃貸不動産経営管理士の諸先輩方の助言です。
諸先輩方のときの賃貸不動産経営管理士試験のときは、正直に言うとかなり簡単でした。
先程も書きましたが、今では問題の内容が個数問題や組み合わせ問題が増えたことにより、だいぶ違っています。
なので、諸先輩方よりもしっかりとした知識の習得が必要です。
残り約2カ月半はしっかりとした計画の元、しっかりと知識習得をするように心がけて下さい。
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