09:00 - 18:00
毎週水曜日・第三木曜日
2021年12月26日
ブログ

賃貸住宅における消防設備点検を協力をしないとどうなる?

賃貸住宅では、1年に数回、または数年に1回ペースで消防設備点検を行います。

この消防設備点検では、入居者さんにご協力をしていただけなければなりません。

では、消防設備点検の協力をしなかったらどうなるのでしょうか。

消防設備点検は必須

消防法により、消防設備等が火災時に有効に機能するため、適正な点検を定期的に行なうよう義務付けられています。

そのため、大家さんからすれば消防設備点検は必須事項となります。

消防設備点検は入居者さんのご協力が必要

また、消防設備点検は、各部屋内を点検しなければならないため、入居者さんにご協力いただいて滞在してもらうことが必要となってきます。

部屋数にもよりますが、消防設備点検はだいたい指定日が1日の場合が多いため、入居者さんからすれば協力ができないということも出てきます。

消防設備点検に協力しないとどうなる?

消防設備点検の指定日に協力できない理由は様々です。

一般的には、「都合がつかず立ち会えない」です。「仕事のため対応できない」、「外出予定のため対応できない」ということです。

中には、「散らかっている部屋を他人に見られたくない」、「業者を家の中に案内するのが面倒」、「うっかり忘れて外出し、不在にしてしまった」などなど。

 

では、消防設備点検に協力しないとどうなるのでしょうか。

結論から言えば、入居者にとって点検は「努力義務」ですので、特に罰則などはありません。

ただ、賃貸借契約で、消防などの点検時に不在の場合に事前告知のもと入室することに同意しているケースもあります。この場合は消防設備点検のお知らせに「ご不在の場合は管理会社立会いのもと、合鍵を使用して入室点検をさせて頂きたいと思います」などの記載があります。

このケースの場合は、入居者不在でも消防設備点検を行うこととなります。

出来る限り協力してほしい!

大家さんの立場からすれば、できる限り協力してほしいというのが本音です。

消防設備は建物全体の安全のために取り付けてあるものであり、もしその設備がいざというときに作動しなければ、被害が大きくなる可能性があります。人の財産、生命にかかわることですから、これをご理解いただいて、できるだけ点検に協力してほしいということです。

もし、今回どうしても滞在して協力できないなら、次回の点検時は必ず協力していただきたいものです。

消防設備点検を拒み続ければ賠償責任が発生する可能性も

消防設備点検の協力を拒み続けていれば、当然ながら設備が通常通り作動しなくなる可能性があります。

このような状態で、失火により火災が発生し被害が他の住戸に及んだ場合、これが原因で火災の被害が他の住戸に広がったような場合は不法行為になる可能性があり、損害賠償保険の対象にならないこともあります。さらには、直接損害賠償の請求を受けたり、保険会社から保険会社が支払った損害賠償金の請求を受ける可能性があります。

他人に部屋の中を見られるのが恥ずかしいという方へ

入居者さんの中には「散らかっている部屋を他人に見られたくない」というのが本音の方も多いかと思います。

排水管清掃や消防設備点検のような室内で作業やる業者さんは、これまで何百、何千、何万という部屋の中で作業をしてきています。様々な部屋を見てきています。

多少散らかっていたり、汚かったり、などといったことは全く気にならないそうです。

おそらく自分の中では「散らかってて恥ずかしい、汚くて恥ずかしい」と思っていても、業者さんからすれば、もっともっと酷い部屋をいくつも見てきているので、全く気にならないそうです。

なので、恥ずかしがる必要は全くありません。

是非、ご協力お願いいたします。

関連記事

この記事を書いた人
菊池 好礼 キクチ ヨシノリ
事業用・居住用賃貸物件の仲介、営業をメインに、居住用賃貸管理も行っています。最近、自宅時間が長かったせいか、この年になりYou Tubeにはまり始めました(笑)。You Tubeは若い人向けと思っていましたが、まさかこの年ではまるとは・・・。今は、元プロ野球選手たち、お笑い芸人、ストリートピアノ、ある漫画の考察動画のYou Tubeを見てしまいます。
arrow_upward