外壁塗装を怠っていた建物で雨漏り?が発生
川崎市宮前区西野川の不動産会社、藤伸興業(とうしんこうぎょう)株式会社の佐藤です。
もういい加減外壁塗装をやらないと、建物がボロボロになっちゃうよ!という鉄筋コンクリート造の賃貸住宅の外壁塗装をやることになりました。
が、すでに時遅し、雨漏り?が始まっていた・・・。
※今回の話は、他の不動産会社の苦労話です。
コンクリートにヒビ割れ、爆裂箇所
共用部の廊下部分ですが、コンクリートにヒビ割れが見られ始めました。
さらに、退去立会した部屋のベランダのコンクリートの防水が完全になくなっている様子でした。
この時点で、もうそろそろ外壁塗装を行うよう大家さんには見積もりも用意して話をしていましたが・・・。
お金がないから。と。(良くある話です)
その後、コンクリートが爆裂(破裂)をし始めました。
小さなヒビから鉄筋に水が入り空気に触れ、サビが出てきて膨らみコンクリートが剥がれる。それが原因です。
もういい加減外壁塗装や防水工事をやらないとまずいですよ、雨漏りが始まったら借主さんへの損害賠償も発生しちゃいますよ。
ようやく外壁塗装を開始予定
最初に大家さんに外壁塗装の話をしてから、2,3年経ちました。
ようやく外壁塗装をやろうということに。
コンクリートのヒビ割れ、爆裂(破裂)箇所、防水塗装、その他諸々。
足場を組むのだからやれることはやってしまおうということになりました。
時すでに遅し?空部屋がカビ臭い?
内見でこの賃貸住宅の部屋にお客さんを案内したところ、なんとなくカビ臭い・・・。
お客様は気付かなかったようですが。
内見後に、再度そのお部屋に行って、隅から隅まで目を凝らして、鼻を凝らしてみると。
ベランダ側の天井と壁の境の部分に少し黒っぽいものが。
カビ??
カビです!
おそらく、上階のベランダのコンクリートの防水が全く効かないせいで、コンクリートに雨水が染み込み、その水が下階に染みてきたということのようです。
コンクリートだけでは防水性はなく、水が浸透しますので。。。
とすると、他の部屋は一体どうなっているのか???
結果的には雨漏りが始まっていた・・・
外壁塗装が終了し、今のところ雨漏りの被害にあっているという話はなし。
これで安心。
ところが、あるお部屋の退去立会に行って見たら。
やはりというか何というか・・・・。
部屋に入った瞬間にカビの臭いが・・・。
ベランダ側の天井と壁の境に真っ黒なラインが・・・。
この部屋でも雨漏りが始まっていたようです。
必死に換気したのにどうしてもカビが出てしまった。とのこと。
それは当然です。天井と壁の境から水が染み込んできていたんですから。
どうやっても湿気がなくなるわけないのですから。
これを入居者さんは雨漏りとは思いもしないでしょう。
このことを大家さんに報告したところ、
大家さんからは、もしカビによる損害があったならそれなりの補償はしますと。
入居者さんに話をしたところ、洋服などカビで捨てたものがあるということでしたので、大家さんは弁償をしました。
どの程度の額で話がついたかは分からないですが、入居者さんは逆に恐縮していたようです。
被害が大きくなる前に外壁塗装の検討を
今回の話は、ある不動産会社の方の話です。実は、まだ他の部屋でも同じようなことがあったようです。
外壁塗装を伸ばし過ぎると、必要以上に余計な出費がかさむという典型的な例です。
もっとひどければ裁判沙汰にもなりかねません。
防水が切れ始めたようでしたら、すぐにでも外壁塗装等を行う準備をしてみてはいかがでしょうか。
マンションやアパートの空室にお困りの方は、藤伸興業までお問い合わせ下さい!
野川の地で40年以上培ってきた経験とスキルで、オーナー様をサポート致します。
そして、不動産の売却・賃貸募集の際には大手業者が分譲マンションを紹介するかのようなホームページで物件紹介を行い、ポータルサイトにも物件情報を素早く公開し集客を致します。
家賃管理・建物管理もお任せください。
弊社は分譲マンションの管理会社もしておりますので、建物設備や入居者とのコミュニティーにも自信がございます。
お気軽にお声掛けください。
藤伸興業株式会社
TEL:044-755-5565
メール:info@toshin-k.co.jp
ホームページ:https://toshin-k.co.jp
定休日:毎週水曜日・第三木曜日
関連した記事を読む
- 2024/03/14
- 2024/03/11
- 2024/02/26
- 2024/02/17