親御さんが高齢で大家さんをやっている方へ
つい最近、自分の親を見てふと思いました。
高齢の大家さんのご子息さんは、大家さんのことをちゃんと把握なされているのだろうかと。
私事ですが、父は昭和14年(1939年)生まれ、母は昭和19年(1944年)生まれ。
二人とも認知症に片足が突っ込んでいる状態です。
記憶力がかなりヤバいです。
徐々にというよりは、急にヤバいと思うようになりました。
父や母は、「あれどこ置いたっけ?」はしょっちゅう。
私を見て「昨日も来てたっけ?」と。
この状態では、金銭面は当然ながら、全てにおいてめちゃめちゃになってしまうかもと思い、財産の把握、保険の代理人に、通帳の把握などなど、最近は実家にちょこちょこ足を運んでいます。
ふと思いました。
高齢の大家さんのご子息様たちは、今後どのようにするかなどをかんがえているのでしょうか。
この仕事をしていると、たいていの場合は、大家さんが亡くなった後、相続人の方たちが相談をしにやってきます。
これが一般的です。
自分の親が、認知症に片足を突っ込んでいる状態を見て、おなじような高齢者の人が大家さんをやっているかもしれない場合があるのではないかと。
大家さんが高齢のため、ご子息さんが大家さん代わりをしている物件もあります。大家さんはお父様ですが、実質上はご子息さんとやり取りをしています。
まだまだ、高齢で元気な大家さんも大勢いらっしゃいます。
家賃の管理から、物件の掃除、雑草取りまで元気に自分でやっているこうれの大家さんもいらっしゃいます。
しかし、ある程度高齢になると突然やってきます。
私の父も、今年の1月頃、真夜中にトイレで倒れて1時間ほどうずくまっていたようです(原因は平衡感覚の低下のようで)。
それから、急に弱くなってきました。
もし、自分の親御さんが高齢で大家さんをしているのであれば、元気な今からでもどういう状態かを把握しておくべきです。
親御さんと一緒に、親御さんが懇意にしている不動産会社へ一度足を運んで、色々と話をするといいかもしれません。
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