藤伸興業株式会社
2020年10月13日
ブログ
新築から30年間住んでいた方の退去立会時、泣きそうになりました
今日は今まであった賃貸物件での小咄を。
新築から30年間住んでいてくれた方が退去することになりました。
この部屋で子供が育ち、巣立ち、そして、その息子さん夫婦と同居することになったということです。
これだけでもいい話ですよね。
さて、私としては新築から30年間も住み続けた部屋がどうなったのか興味津々でした。20年間ぐらい住んでいた方の退去立会の経験は過去に何度かありました。凄い部屋となると「土足であがっていいでしょうか?」とつぶやきたくなるほどの部屋も見たことありますし。
さて、いざ退去立会で部屋へと入ると。
30年間ですから、劣化している部分もありましたが、これがまたこぎれいにされていまして、何とも言えない感動を覚えました。涙出そうになりました。
本当に、心から「30年間お借り頂きありがとうございました」と。
退去時の原状回復費を気にされていましたが、契約書と国交省のガイドラインに沿ってやりますので、クロスやCFに関しては経年劣化のため1円も取りません、と説明すると、ほっとした様子でした。
敷金も3ヶ月分という昔ながらの金額です。故意過失部分がなく、経年劣化と通常損耗扱いになります。とすれば、かなりの金額をお返しできることになります。
この旨をお伝えると、「本当によろしいのですか?本当にありがとうございます」と。いやいや、30年間でこれだけきれいにお使いいただけたなんてありがたいことです。と思うとまたまた涙がこぼれそうでした。
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