強制執行の立会い
川崎市宮前区西野川の不動産会社、藤伸興業(とうしんこうぎょう)株式会社の佐藤です。
先日管理している物件の「強制執行」の立会いに行って参りました。
滞納がボチボチ始まってから、およそ1年ぐらい掛かったでしょうか?
今回の物件は「日本賃貸保証」に加入していたので、全て保証会社にお任せでした!
弁護士の手配から訴訟、強制執行まで大家さんの心強い味方ですね!
催告及び契約解除通知
本格的に滞納が始まり、3ヶ月間の滞納が確定し、「催告及び契約解除通知」を内容証明郵便及び特定記録郵便で送り、特定記録郵便で発送したものが送達され、契約解除発生し、訴訟準備となりました。
これが7月のことでした。
訴訟提起へ
送達されてから管轄裁判所へ訴訟提起まではアッという間の流れでした。
ここから通常約1ヶ月後に第1回口頭弁論が行われますが、今回は2ケ月後の9月末に行われました。
こちらで滞納の事実確認と明け渡しを求めます。
今回は争う事なく事実を認め(被告の出廷はあまりないようですが)、10月初旬の判決となりました。
強制執行申立て
前回の判決で「賃貸借契約の基礎をなす信頼関係を破壊せしめるもの」となり、賃貸借契約の解除要件の正当事由が満たされて、賃貸借契約の終了となりました。
裁判により契約自体は解除されましたが、建物には居住し続けているため、次に「強制執行の申立て」の裁判を行いました。
これが11月初旬でした。
明け渡し催告期日の決定
11月初旬の「強制執行の申立て」により、「明け渡し催告期日」が12月中旬に決定されました。
この時に建物内に入り、お部屋の中の備品や借主の物品など確認が行われました。
ガレージハウスだったためガレージの中にはかなりの借主の物品があったようです。
この催告日に強制執行の当日のトラックや作業者の人数の手配を掛けるようでした。
強制執行へ
年が明け、1月中旬のつい最近「強制執行」が行われました。
お部屋の中には当然誰もいなく、借主の物品もほとんどなく「ゴミとホコリ」だけがありました。
明け渡し催告の時には物品がかなりあったので、6~7人の作業者がおりましたが「肩透かし」ではありませんが一瞬で終わり、玄関ドアの鍵交換で終了でした。
とても慣れており、作業時間は20分程度だった気がします。
滞納金額と裁判費用で恐らく100万円以上保証会社が立て替えていると思われます。
以前の様な契約の場合、大家さんがこの金額を立て替え、本人や保証人に請求することになるのですが、回収は中々難しいと思います。
今回の場合は保証会社にお願いしていたので、大家さんは立て替えることなく、裁判から強制執行まで全て行って貰い大変助かりました。
これから募集となりますが、当然今回の「日本賃貸保証株式会社」さんを利用しようと思います。
次回は「ガレージハウス」募集のブログになると思いますので、楽しみにしてください!
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