甲子園を目指す球児たちの熱い戦いが行われている裏で・・・一足早い引退試合
日本各地で、今年も甲子園を目指す球児たちが熱い戦いを繰り広げています。
しかし、ベンチメンバーに入れるのはたったの20人。強豪校、名門校、部員数の多い学校などではベンチに入れない球児の方が多い学校もあります。
そんなベンチ外の3年生のための引退試合が最近増えているように思えます。
ベンチメンバーはたったの20人
高校野球は、夏の県大会はだいたい7月上旬からスタートしています。
とすれば、逆算すると、6月中旬までには県大会のベンチ入りメンバー20人は決まっているでしょう。
もし、このメンバーに入れなければ、3年生であれば終わりです。
強豪校や名門校といった学校では、部員が100人ぐらいというところも全国にはごろごろしています。
そんな学校では、3年生でも背番号がもらえない選手がたくさんいます。
背番号がもらえなければ裏方に
3年生にとって、最後の夏の県予選で背番号がもらえなければ、その時点で選手としては終わりとなります。
※甲子園に出場すればチャンスはありますが。
背番号がもらえなかった3年生は、学校によりますが、その時点から裏方に回ります。
グランド整備、球拾いなどなど。
レギュラーメンバーのために裏方に専念します。
ちなみに、私事ですが、「ダイヤのA」の夏の県予選メンバー発表のシーンなんかは泣けます。背番号をもらえなかった3年生たちが号泣している姿はやばいです。さらに、背番号をもらえなかった3年生たちが最後のノックを受けているシーンなんかもやばいです。
ベンチ外のメンバーにも引退試合を
そんなベンチ外の3年生にも、花道を歩かせてあげたいという想いから、引退試合を行う学校が増えてきているようです。
7月上旬から県予選が始まるため、6月中に引退試合があります。
レギュラーメンバーより一足早い引退試合です。
この引退試合を知ったのは、たまたま、ネットニュースに母校の名前がありました。
その記事の見出しは「ベンチ外の高校球児たちが一足早い引退試合」でした。
検索すれば、結構前から行っていたところもあるようです。
今年も、各地でこの一足早い引退試合は行われていたようです。
Youtubeにもたくさんあります。
名門校、名もなき県立高校などなど。
じじいは、こうした映像を見て、号泣・・・。
仮に私が高校時代にやっていたとしたら、おそらく一足早い引退試合のメンバー側だったであろうから、この3年生たちの気持ちが分かってしまう・・・。
で、さらに号泣・・・。
こんな引退試合をさせてもらってとても羨ましいです。
最後までメンバー入りできなかった3年生たちに、2年半、共に汗水流して頑張ってきたのだから、そんな3年生にも花道をという監督や仲間の想い。
この想いは、一生の宝になるでしょう。
関連した記事を読む
- 2024/04/29
- 2024/04/21
- 2024/04/16
- 2024/04/12