大手仲介業者より街の小さな不動産会社に仲介してもらうことのメリット
賃貸物件を探す際、最近ではネットで自ら検索している人が増えています。
そのため、大手仲介業者に内見を依頼し、そのまま契約へ流れていく人が増えています。
ちょっと待って!大手仲介業者でいいのですか?
町の小さな不動産会社にもメリットはあります。
大手仲介業者は情報量はあるけれど・・・
確かに、賃貸物件を探す際に、情報量が多い大手仲介業者に探してもらう利点は大きいかもしれません。
しかし、探してもらって契約となったときの初期費用に余計な物が付いている可能性があります。
いわゆる付帯商品です。
大手仲介業者の中には、仲介手数料が半額でお得感満載という謳い文句で営業しているところも多いです。
ただ、仲介手数料を半額にする代わりに、付帯商品でその半額分を回収するというやり方の業者も多いです。
何なら、引越し業者まで指定されることがあります。
街の不動産会社は余計な付帯商品を薦めない
では、街の不動産会社に仲介してもらう場合はどうでしょうか。
仲介手数料を半額にすることはまずないでしょうが、付帯商品を薦めてくる不動産会社は少ないでしょう。
情報量は少ないかと言えば、そうでもないです。
今では、ネットで街の不動産会社も様々な物件を紹介することができます。
ただし、大手仲介業者でも街の不動産会社でもどうしてもご紹介できない物件があることもあります。こうした物件はこの物件を扱っている管理会社に直接行くしかありません。
街の不動産会社に仲介してもらうメリットは?
では、結局のところ、街の不動産会社に仲介してもらうメリットは?大手仲介業者と比較しながら見ていきます。
◎余計な付帯商品を薦められる可能性が圧倒的に低い。
これは、大手仲介業者の営業マンに非があるわけではなく、会社としての売上至上主義でやっています。
仲介手数料半額だけど付帯商品の値段を追加したら、仲介手数料の1か月分を超えてしまったということはよく聞く話です。
◎ノルマに追われている営業マンと違って、強引に薦めてこない。
街の小さな不動産会社では、社長兼営業マンというところが少なくありません。そのため、強引な営業をしてこないことがほとんどです。
◎月末締めといった期限がある営業マンとは違って、ゆっくりと親身に接してくれる可能性が高い。
ノルマと同様に、街の小さな不動産会社では期限がないので、納得いくまで付き合ってくれる場合が多いです。
◎他の街の不動産会社から未公開情報を引き出すことがある。
○○さんのとこの△△マンションは空き予定ありません?などと、横繋がりの不動産会社からの未公開情報を引き出してくることもたまにあります。
※強引な営業マンは人によります。当然、ノルマや期限があるにもかかわらず親身になって決して強引ではない営業マンの方も多くいらっしゃいます。
仲介会社を選ぶときは好みで選んでください
今回、街の小さな不動産会社が仲介した場合のメリットをご紹介しました。
とはいえ、
店舗が古臭くて大丈夫かなと思ってしまう・・・
おじさんより若い人に案内してもらいたい・・・
などなど。
仲介業者の営業マンにだって、自分のノルマを後回しでお客さん優先の営業をする方もいます。
街の小さな不動産会社にも、上から物を言う人もいます。
人によって好みはそれぞれ。
なので、大手仲介業者のメリット、街の不動産会社のメリットを含めて、最終的には好みで選んでください。
大事なことは、仲介会社がどこということより、悔いのない納得のいくお部屋探しをすることです。
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