顔面神経麻痺になると、結構不便です。
今回は、不動産関係とは全く関係ありません。
私自身のことです。
不自由なことってありますか?
私は、7,8年前に、顔面神経麻痺という症状が発症し、顔の左側が不自由となりました。だいぶ慣れてきましたが、普通の人に比べれば不自由なようです。
ある日突然、顔面神経麻痺になった
ある日の朝、何か顔に違和感を感じて、歯磨きのついでに鏡を見たら、顔の左半分が下がっているではありませんか!
びっくりですよ。
何か動きが悪いし、口の中は痛いし、何だこれ?と。
すぐに医者に行けばよかったのでしょうが、とりあえず、会社に出勤して、そこで口の中がなんだか痛くて痛くて、食べ物を食べれない状態に。
それでようやく医者へ。
何科に行ったか覚えていませんが、本当は耳鼻科に行くべきでした。
間違った科に行ったため、顔面神経麻痺の治療まで1週間以上遅れてしまいました。
重度の顔面神経麻痺
耳鼻科に行ったら、すぐに大学病院を紹介するから、入院の準備をしたほうがいいと言われました。
大学病院に行くと、すぐに入院をと。
1週間の間、点滴によるステロイド薬?抗ウィルス薬?を続けました。
顔面神経麻痺は、身体に潜んだウイルスが身体の抵抗力が低下したときに活発に活動し、麻痺を引き起こすようです。
私の場合は、重度の顔面神経麻痺ということです。
神経が通常の4,5%しかつながっていないと。
瞼をしっかりと閉じれない
顔面神経麻痺になったときは、瞼が閉じれず、顔にタオルをかけて寝ていました。
今では、何とか閉じられるようになり(嫁に言わせると未だに半開きに見えるとのこと(笑))、普通に寝ることはできるようになりました。
口に締まりが悪い
口をしっかりと閉じれないため、口をゆすぐときは水が口から漏れます。漏れるどころか普通に飛び出します。
なので、口をゆすぐときは、手で唇をはさんでゆすぎます。
顔面神経麻痺になったばっかりのときには、ストローですすることもできませんでした。今では、うまく右側を中心に使ってストローを使うことができるようになりました。
口の締まりが悪い為、ちょっと椅子に座ってうたた寝をするようなものなら、必ずよだれがたれてしまいます(苦笑)
また、口笛がふけません・・・・。
これが一番悲しいです(笑)
口で吸うとか、吹くとかはうまくできません。
表情が変?
顔の左半分がちゃんと動かないため、表情が不自然です。
口の左側の口角があがらないので、笑っても不自然です。
左側の目が下がっているため(元々たれ目ですが・・・)、久々に会った昔からの知り合いには、疲れている表情に見えるとのことです。
顔の筋肉を使うと筋肉がつる
爆笑したり、顔を何かの拍子に強く動かすようなときには、顔の左半分から首にかけて筋肉がつります(笑)
ふくらはぎがつるよりは痛くはないですが。
ちなみに、私は年がら年中ふくらはぎがつるので、それには人よりも慣れていると思っています(笑)
後遺症はあるが、まあ仕方ない
このように後遺症はかなり残っています。
こればっかりは、一生付き合っていかなければならないので、つべこべ言わずに今の動かせる範囲で生活していけばいいかなと。
容貌に関わることのため、かなりのストレスになるという話もあります。
おかげさまで、このストレスはありません。もう、いい歳したおっさんなので。
高校時代の友人に事故で左半身不随になった人がいます。彼からすれば私の不自由さなんて蚊にさされたようなものでしょう。
顔が動かないことより、頭のてっぺんのほうを悲観しています(笑)
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