ポータルサイトの掲載物件数最大級という言葉の意味
スーモ、ホームズ、アットホーム、いい部屋ネット、アパマンショップ、エイブルといったポータルサイトをテレビCMなどにより耳にしたことがあると思います。
賃貸物件を検索するとき、どのサイトを利用したらいいか迷うと思います。
その中でも「掲載物件数最大級」などの謳い文句は魅力的でしょう。
だが、「掲載物件最大級」の意味は・・・、そこには「罠」が・・・
※今回の記事は、賃貸物件についての話になります。
掲載物件数最大級の意味
「掲載物件数最大級」という意味は、掲載物件が重複していても掲載物件数にカウントされています。
つまり、掲載物件数とは、延べ掲載物件ということになります。
最大級の大手である、スーモやホームズはかなり重複して物件が掲載されています。
仲介専門の不動産会社は、ポータルサイトの中でも知名度が抜群のスーモ、ホームズを利用しています。
この仲介専門の不動産会社が掲載する物件は、どこの仲介専門の不動産会社も掲載するため、同じ物件がいくつも掲載されることになるのです。
物件の種類が最も多く掲載されているサイトは?
延べ掲載物件数ではなく、掲載物件の種類だけを見ると、おそらく、アットホームが一番多いのではないでしょうか。
ほとんどの街の不動産会社がアットホームに掲載するからです。
小さい不動産会社は、いくつものポータルサイトに物件を掲載することはしません。これは費用がかかるからです。街の不動産会社は、昔からアットホームを支持しているため、管理している物件をアットホームに掲載するという流れになります。
掲載物件数が多いからといって掲載物件の種類が多いわけではない
掲載物件数が多いからといって、掲載物件の種類が多いわけではないことはお分かりいただけたでしょうか。
不動産会社に勤務している者としては、まずは、アットホームで検索することをお薦めします。
スーモやホームズには、当然ながら、アットホームに掲載されていない物件もありますので、アットホームで検索したあと、スーモやホームズを検索するといいかと思います。
ちなみに、いい部屋ネットは、大東建託が経営しているポータルサイトで、基本的には、大東建託で建築した物件のみ掲載しています。
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