集合住宅におけるゴミ問題
集合住宅では、必ずと言っていいほど「ゴミ」に対するトラブルがあります。
「ゴミ」に対するトラブルを減らすためにはどのようにすればいいのでしょうか。
ゴミに関するクレームがあとを絶たない物件の特徴
賃貸物件の管理をしていると、近隣の方からゴミに関するクレームを頂くことが多々あります。
収集日以外にゴミが出てるからカラスが荒らしてゴミが散乱する!
ゴミ置き場からゴミがはみ出してるからカラスが荒らしてゴミが散乱する!
このようなクレームがくる物件には特徴があります。
一人暮らし用(1Rや1Kの間取)の賃貸物件、安い賃料の賃貸物件、人通りの多い道沿いの賃貸物件が主です。
一人暮らしの人の多くは、近隣と接する機会がほとんどない為、あまり近隣に対する気配りができない人が多い傾向にあります。そのため、ゴミ出しに関しても無頓着になってしまっているようです。
安い賃料の賃貸物件に居住している人は、言い方が悪いかもしれませんが、高い賃料の賃貸物件に居住している人と比べると、ゴミ出しに関してルールを守ってくれる人が少ない傾向にあります。
人通りの多い道沿いにある賃貸物件の場合、通りがかりの人がゴミを捨てていくことがよくあります。夜中に捨てられてしまうことはもちろん、出社前に平気で捨てていく人もいます。
ゴミに関するクレームがあったらすぐに対応
ゴミに関するクレームがあったら、貸主からのお知らせやゴミ置き場に貼り紙など、すぐに対応すべきです。これで完全になくなるわけではありませんが、効果はあります。
以前、何度も注意をしたにもかかわらず、なかなかゴミ出しのルールが守られない賃貸物件がありました。このときは、収集日以外に出されたゴミをこちらで回収し、中を開けて犯人捜しをしたことがあります。意外と個人情報が分かるものが入っている場合があります。どの部屋の人か特定できたときに、その個人情報が分かるものとゴミの写真を撮って、その写真とともに注意のお知らせをしました。これによって、収集日が守られるようになったことがありました。この方法がいいとは思いませんが、やむをえないことでした。また、特定できた人が近所の住人ということもありました。
ゴミ置き場の大きさを考えよう
まずは、ゴミ置き場の大きさです。川崎市に関して言えば、一般ごみの収集日が平成19年から徐々に少なくなり、今では週2回と昔に比べ少なくなりました。週2回の収集だと一戸当たりのゴミの量が多くなり、ゴミ置き場の大きさが昔のままだと小さく、ゴミがあふれ出してしまうという状況が少なくありません。
分譲マンションなどは、もともとゴミ置き場はしっかりとした広さがとられているため、それほどこの影響は受けていませんが、賃貸の集合住宅ですと、ゴミ置き場の大きさがもともとギリギリの大きさで作られていたものが多く、週2回の収集ではゴミがあふれ出すという状況が多くなりました。
そこで、まずはゴミ置き場の大きさを大きくする必要があります。ボックスの形態の場合は一回り大きくする必要があります。
ゴミに関する近隣からのクレームがあとを絶たないなら、もう一度、ゴミ置き場の大きさを検討してみてはいかがでしょうか。
防犯カメラの設置はかなりの抑止効果
あとは、ゴミ置き場が映るように、防犯カメラを設置することです。これはかなり効果的です。入居者も近隣の人も、かなりの確率でゴミ出しのルールを守ってくれるようになります。
現在、賃貸物件に防犯カメラがなければ、防犯カメラを是非検討してみてはいかかでしょうか。防犯カメラを設置すれば、空き部屋募集に際しても、防犯カメラが設備であるということであれば有利にはたらきますし、ゴミ問題に関してもかなりの抑止効果になります。
一般ごみの収集日に掃除に行く
最低でも、週2回、一般ごみの収集日に掃除に行くことができるといいでしょう。ただ、他に仕事をもっているオーナー様がほとんどだと思うので、管理会社に相談してみて下さい。また、シルバーセンターなどだと安い金額で依頼できます。
マンションやアパートの空室にお困りの方は、藤伸興業までお問い合わせ下さい!
野川の地で30年以上培ってきた経験とスキルで、オーナー様をサポート致します。
そして、不動産の売却・賃貸募集の際には大手業者が分譲マンションを紹介するかのようなホームページで物件紹介を行い、ポータルサイトにも物件情報を素早く公開し集客を致します。
もちろん、ご相談やホームページ掲載費用等は一切かかりません!
藤伸興業株式会社
TEL:044-755-5565 メール:info@toshin-k.co.jp
ホームページ:https://toshin-k.co.jp
定休日:毎週水曜日・第三木曜日
関連した記事を読む
- 2024/02/03
- 2023/11/09
- 2023/10/27
- 2023/10/06