内見は何件するのがベスト?内見をする際の注意点は?
ポータルサイトで自分で気に入った賃貸物件を見つけたり、不動産会社に行きそこで賃貸物件を紹介された後、いよいよ内見になります。
その際、ベストな内見数というのはあるのでしょうか?1件?2件?それとも、多ければ多いほど良い?
また、内見する際の注意点は?
ベストな内見数は何件?
一番ベストなのは2~3件で、多くても4~6件くらい見て決めるのがイイですね。
理由としては、あまり多く見すぎるとかえって迷ってしまったり、目移りしてしまう可能性があるからです。また、多すぎると疲れてきてだんだん適当になってしまいます。
今は、インターネットで物件情報を調べることができ、外観写真や内観写真、間取り図、設備、さらにはgoogle mapで駅からの道順、周辺環境まで見ることができますので、あらかじめ候補となる物件をピックアップして絞り込めれてればなおイイですね。
内見を複数日に設定するのは避けた方がいい
内見したい賃貸物件をピックアップした。さあ内見に行こう。でも、今日はこれとこれを見て、来週これとこれを見よう!
このように、内見を複数日に設定するのは避けたほうがいいです。
なぜなら、賃貸物件の場合、受付は申込順、つまりは早いもの勝ちです。複数日にまたがって内見している間に、気に入った物件がなくなってしまう可能性があるからです。自分が気に入った物件は、他人が見てもいいものです。
なので、できるだけ内見は一気にしたほうがいいです。
内見をする際には、事前に不動産会社に予約をするように
内見をする際には、事前に不動産会社に予約をするようにしたほうがいいです。
賃貸物件の鍵を管理しているのは管理会社です。内見をするときの不動産会社が鍵を管理しているとは限りません。鍵を管理している管理会社は、定休日が水曜日であったり、日曜日であったり、様々です。急に不動産会社を訪れても内見できない場合があります。
また、1月から3月にかけては繁忙期となり、この時期になると賃貸物件探しのお客さんが多い為、案内をしてくれる営業マンがいなかったりすることがあります。
内見時に、家具や家電の配置イメージを準備
内見時に、家具や家電のような大きな物の配置をイメージできる準備をしておくとイイですね。
あらかじめ気に入った賃貸物件があれば、どこの部屋に何を置くというイメージです。
さらに余裕があれば、家具や家電のような大きな物のサイズを予め準備して、内見に望めればなお良しです。その場で採寸してイメージ通りに家具や家電が配置できるかの確認ができます。
「気に入った賃貸物件に申込みを入れたいんだけど、もう一度採寸をしたいので、来週もう一度見せて下さい」と言っている間に、別から申込みが入ってしまい、その賃貸物件を逃したという例も過去にあります。
内見なしでも大丈夫?内見しないデメリット
最近は、オンライン内見というものが多くなってきました。不動産会社のスタッフが撮影する動画をリアルタイムで確認しながら、音声で通話し内見する方法です。
時間と労力を減らせることから、かなり便利です。ただ、すべての不動産会社でこのオンライン内見を対応できるわけではありませんので注意して下さい。
しかし、会社の異動などで遠方からくる方で、どうしても内見することが難しい場合は、仕方ありませんが、内見は必ずすることをお薦めします。
内見することをお薦めする理由は、
・写真や動画に映らないような小さな汚れの有無や、ドアの建て付けの確認ができない
・実際に採寸できないため、家具や家電の配置が決まらい
・写真や動画では実際の部屋の雰囲気や明るさが伝わらない
・ゴミ置き場の状況や周辺環境の雰囲気、道路状況などが分からない
などです。
衣食住の「住」は大事です
賃貸物件探しは、生活する上での大事な衣食住の「住」であり、決して安い買い物ではありません。
内見は、募集図面の間取の確認作業だけではありません。実際に足を運んで、お部屋だけでなく周囲の環境や雰囲気も含めて、本当にそこで生活しやすいのかをイメージして選びましょう。
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