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2019年12月10日
ブログ

借主の気持ちになって

空室が長く続いた物件のあるオーナー様から相談を受けました。

よくあるご相談です。

今までにも何度か色々提案させて頂いてきましたが、なかなか動いてもらえずにいました。

このときのオーナー様の表情を見て感じるものがあったので、書き綴ってみました。

 

 

オーナー様 「なかなか埋まらないけど、建物が古いから、賃料をもっと下げたほうが

       いいんですかね?」

私     「これ以上賃料を下げても変わらないと思います。内見にくるお客様から

       ある部分についてあまり評判が良くないので、ここをこうしたらいかが

       でしょうか?」

オーナー様 「・・・・」

 

このとき、オーナー様は少し不満げな顔をしていました。

 

よく考えてみれば、オーナー様が不機嫌になるのは当たり前です。オーナー様からすれば、賃貸物件は子どものようなものですから。

「お宅の子は、○○がよくないよねぇ」「お宅の子は、○○を直した方がいいんじゃない」と言われているのと同じで、子供が文句を言われているようなもの、もっと言えば、子育てを否定されたようなものですから。

おそらく、内見者(全くの赤の他人)に賃貸物件(自分の子ども)のことを言われたのが多少なりとも不満だったのでしょう。昔は、だったら借りてもらわなくて結構!という上から目線のオーナー様もいたものです。

 

ただ、我々賃貸物件を預かる者としては、悪気があって言うわけではありません。何とか良い方向にしようと助言をしています。内見の際のお客様の感想、退去する方の住んでみた感想などを客観的に「借主の気持ち」を踏まえた上で、提案させて頂いています。

 

あるオーナー様は、「今度退去予定の部屋のこの部分は○○だから、△△にしたらと思うんですけど、どう思います?」と積極的にご相談をしてきます。

このオーナー様は2代目で、親がオーナーをやっていたときは、ほとんど関わってきていませんでした。いざ自分がオーナーになったとき、「これじゃ不便じゃない?」「建物が古いんだから設備ぐらいは今どきにしよう」と積極的に改革をしようとしました。

このオーナー様は私にこうも言いました。

「平安時代の美人と今の美人は違うでしょ?○○さんだって今の美人のほうがいいでしょ?だから今の美人にしてあげてモテるようにしてあげないと」と。

このオーナー様は、自然と「借主の気持ち」(かわいい子の方がいいという)を読み取っていました。

 

物件を子供に例えるなら、あまりにかわいくて仕方がなく周りがどう思おうが昔のかわいいままの主観でしか見れなくなってしまった親と、かわいいと思うけどもっともっとかわいくしてモテるようにしてあげたいと客観に見れる親というところではないでしょうか。

後者のオーナー様はある意味「借主の気持ち」になっているオーナーです。

埋まる物件(モテない物件)、埋まらない物件(モテる物件)と結果的な違いがはっきりと出てきます。

 

立地条件や駐車場の完備、エレベーターの設置など物理的に不可能なことを除いて、借主に満足してもらうことを考えて少しずつ手を加えていく、建物が古くなって見た目はあまりよくないけど、借主に満足してもらうことを考えて部屋の内装だけは今風に変えていく。

借主にとって何が一番いいかを常に考えて部屋をアレンジしていくという姿勢、「借主の気持ち」になれるオーナー様の物件は、やはり埋まっていきます。それだけでなく、賃料も下げずに募集しても埋まっていきます。

住んでみて初めて分かることがあります。住まなくてもこれからここに住もうと考えた時に分かることもあります。

埋まらないお部屋があるなら、管理業者や仲介業者に、退去者からの感想、内見者の感想などの情報を取り入れ、もう一度ゆっくりお部屋を見て、ここに住むとすればと想像してみて、「借主の気持ち」になってみてはいかがでしょうか。

 

ちょっと工夫すれば埋まることもあります。

洗濯機置場の上に棚を作る、トイレに棚を作る、LEDの照明を各部屋に設置する、アクセントクロスにしてみる、といった簡単なことでも埋まることもあります。

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