タワーマンションでの生活ってどう?
2020年に東京オリンピックが開催されるにあたり、今タワーマンションの建設ラッシュが続いていると言ってもいいでしょう!武蔵小杉の街もその代表ですね。誰もが一度で良いから住んでみたいと思うタワーマンションですが、みなさんはどのようなイメージがありますか?
お医者さんや弁護士、有名芸能人などのお金持ちの人が住んでいるところ?
24時間対応してくれるコンシェルジュサービスが付いている?
プールやフィットネスクラブなど豪華な施設が整っている?
感動するような夜景を独り占めできる?
などと憧れはあるものの、実際に住んでみるとどうなんでしょうか?今日は、タワーマンションでの生活することでのメリット・デメリットについてです。
ちなみに、私には程遠い夢のような別次元の世界ですが・・・。
住むことによるメリットは?
① 眺望の良さ
何といっても眺望が良いことです。ただ、住んでいるうちに飽きるそうですが(-.-;)しかし、売却時にはこの眺望が大きな要素になるので「売る時のこと」を考えて眺望が多少いいものを購入した方がいいでしょう!周りに遮るものが無いので遠くの花火大会が自宅に居ながら見ることができるますし、立地によっては富士山や東京スカイツリーを望むこともできます。いずれ飽きてはきますが、住み始めは楽しむことができることでしょう。
② 自分のステータスになる
タワーマンションには「一度で良いから住んでみたいと」やはり憧れを感じます。そこに住んでいるということは、誇りにななるかと思います。
③ 駅近で雨にも濡れない
タワーマンションは駅直結、または駅から徒歩5分圏内のものがほとんどです。駅に近いので通勤や買い物にとても便利です。お子さんがいる家庭や、女性にとっては帰宅が夜遅くなっても比較的安心できる点です。また、駅直結や地下道でつながっているところであれば傘が不要になるという大きなメリットがあります。
④ 日当たり・風通しが良い
タワーマンションは周りに風を遮る建物もないため、冬でも日差しが入り込めば暖かく、暖房が不要な日もあります。ただ、日当たりが良いからといって洗濯物が干せるわけではありませんし、夏は方角によって大変室内が暑くなりサウナ化することもあります。また、風通しが素晴らしいです。夏場でも少し窓を開けたり網戸にしていれば、とても涼しく過ごせます。風が少ない日や、日当たりの場所によっては猛烈に温度が上昇しますが、日当たりが良く、風が適度になびいている日は洗濯物も部屋干しでよく乾きます。
⑤ 意外と静か
都会のタワーマンションでも、外の工事の音や車の走る音、踏切の音、子供の遊び声などが全く届きません。音は下に落ちる性質があるので、タワーマンションのような高層マンションではまず聞こえてきません。隣人間との騒音トラブルですが、タワーマンションほどになると防音対策は完全に施されています。また、敷居の高いマンションほど住民のマナーが良いので、マンション内で騒音トラブルが起こるということは「住民の民度が低い」ことを露呈するようなものなので実はあまり問題になりません。
⑥ 虫が湧いてこない
この季節に気になるのが虫です。しかし、タワーマンションの上層階クラスの高さになれば、虫が飛んでくる心配はありませんので、窓を開けっぱなしにして日中を過ごすこともできます。
⑦ 共用施設の充実
ゲストルームや高さを生かしたラウンジなどがあり来客があった時にも便利です。更にマンションによっては、屋上庭園があったりプール、トレーニングジムなどもありマンション内で娯楽を楽しめます。
⑧ 公共施設と一体化している
商業一体型のタワーマンションですと、下階がコンビニやクリニック、医療施設、託児所、銀行、市役所の派出所が備わっていることがあります。物件によっては街づくりの一環で開発されているため、駅上に立地していたり、デッキで繋がっていたりと買い物や通勤通学にも非常に利便性が高いです。
⑨ セキュリティ施設が充実
タワーマンションは住戸数が多く、不特定多数の人が出入りするため、セキュリティが大切です。侵入者を防ぐカメラ、防犯カメラの精度も上がっていますし、ニ重オートロック機能、エントランスのオートロックは基本ですがエレベーターの中にもキーを差し込むことで対象の階にしか止まらないものがあります。このニ重オートロックで、同フロアの住民しか立ち入ることが出来ないので安心です。
⑩ 24時間ゴミ出し可能
共有の大きなゴミ捨て場があるのでいつでも自由に、燃えるゴミ・燃えないゴミ・ビン・カン・粗大ゴミを出すことができます。また、いつでも24時間好きな時にごみを出すことができます。当社で管理しているマンションでも、よくゴミの出し方や分別についてトラブルになっておりますが、タワーマンションになるとゴミの選別をしてくれる専門の従業員がいるため、そのトラブルも未然に防がれています。
以上のようなものが挙げられます。
では、デメリットは?
上層階に住めば良いことだらけというわけではなく、ここでは住むことによりデメリットについて挙げていきます。
① 管理費・修繕積立金が高額
一般的なマンションに比べてかなり高額です。駅前または駅直結で、便利な場所にあることが多いタワーマンションなので固定資産税も高額ですし、共用施設もジムやプールなどが揃っている場合もあり、管理費も高額です。
② 地上に降りるまで時間がかかること
タワーマンション住民あるあるだと思います。特に、朝の通勤・通学ラッシュの時は、なかなかエレベーターが来ないことや、駐車場から車を出すのに時間がかかるなど多々あるみたいです。よく言われるのが「駅までは徒歩5分の立地だけど、地上に降りるまで10分以上かかる」ということです。
③ 洗濯物が干せない
タワーマンションは高層階になればなるほど風が強くなります。日によっては、窓を開け、かつ玄関を開けてしまうと急に風が吹き抜け、ものが倒れたり風圧でドアが急に閉まったり開いたりします。台風の時はサッシの隙間から雨が入ってしまうこともあります。また、タワーマンションでは洗濯物を干すことが禁止されています。布団など間違って洗濯物が飛んだりして、通行人に当たったり、電線に引っかかったりしたら大事故に繋がってしまうかもしれません。
④ インターホンを押されてから宅配物が来るまで時間がかかる
タワーマンションには、何百人、物件によっては何千人という人が住んでいます。宅急便・宅配便業者さんも一度配達に来ると、マンション全体の荷物も持ってきます。自分だけの荷物を持ってきているわけではありません。下からインターホンで鳴らしてもらい、すぐに来ることに慣れていた低層マンション・賃貸アパート時代と違い、階によっては10分~20分ほど家の中で待たないといけません。
⑤ 地震があると揺れを大きく感じる
いつか東京にも大地震がくると言われていますので、タワーマンションは制震構造、免震構造が施されている場合が多く、地震が来た時に建物がちぎれる心配はありません。しかし、多少の揺れでも感知してわざと揺れるようになっているため、体に合わず具合を悪くしてしまう方もいます。自分が大丈夫でも特に女性や子供の体に合わないことが多いため大変です。
⑥ 夏は室内が暑すぎる
タワーマンションの上層階ですと、確かに日当たりは良いのですが、夏は室内がサウナ状態になります。部屋中のエアコンを稼働させたいところですが、全ての部屋でエアコンを付けると、ブレーカーが落ちます。タワーマンションでは煙を発生させてはいけないのでガスではなくIHを利用したオール電化のところがほとんどのため、これが仇になり夏はデメリットと感じることが多くなります。
⑦ 宅配BOX・郵便受けまで取りに行く手間
先程「宅配物の配達の遅さ」をデメリットに挙げましたが、それとは逆に、住戸が多かったりセキュリティの課題で1階フロアの宅配ボックス留まりになってしまうタワーマンションも多いです。そうするといちいち引き取りに行く手間がかかります。
またチラシ物やポスト投函の宅配物はどのタワーマンションでも共通です。特に、毎朝読むであろう新聞を、わざわざ毎朝取りに行く面倒さは・・・
⑧ 家庭ゴミも下まで持っていく必要がある
マンションによっては同じフロアに引き取りに来てくれるスキームもありますが、基本的には1階まで家庭ゴミを持って降りることになります。ゴミを持ちながら、高級マンションを歩くのは、どうにかならないかと感じる方も多いでしょう。
⑨ 理事会・総会が荒れる
住んでいる人の人数が普通のマンションとは比べ物にならないため、理事会・総会を行うのも一苦労です。修繕積立金の不足、工事や修繕のための一時金の徴収、鳥糞被害、区分所有者同士の権力争い、上記のデメリットに挙げた問題など、理事会・総会では結構な確率で荒れるそうです。
外から見上げれば、こんなところに住んでみたいなどと思いますが、実際に住んでみるとデメリットも出てくるわけですし、マンション内格差やヒエラルキーもあるそうです。
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