"入居時チェックリスト"とは?
賃貸物件を借りると、契約時に"入居時チェックリスト"や"現況確認書"と呼ばれる書類を渡されることがあります。たいていの場合は提出期限が設けられており、不具合などがある場合は期限内に提出するように求められます。
ただ、入居直後はお部屋の片付けで毎日忙しいと思いますので、入居時チェックリストを記入しているヒマはないかもしれません。それでも、入居時チェックリストは提出しておくと、将来退去する時に役立ちます。
今日は、入居時チェックリストの重要性についてです。
入居時チェックリストはどうして必要なの?
入居時チェックリストの作成義務は入居者にはないし、面倒だからやってもやらなくてもいいのでは?という声もあります。
そもそも入居時チェックリストの役割は、入居当時のお部屋の状態を記録することです。入居者は、自分の入居時の現状を報告することで、退去する時の敷金精算におけるトラブルを防止することができます。
入居時のお部屋の状態を入居時チェックリストに記入していないと、退去するときに壁などに傷が見つかった場合など、もともとあった傷なのか、入居後に付いた傷なのかが客観的に見て分からないため、敷金精算でトラブルになる可能性があります。
入居者が自分の責任範囲を明確にするためにも、入居時チェックリストは必ず書いておきましょう!
入居時のお部屋チェックのポイント
家具をお部屋に入れてしまってからでは、家具に隠れて見えなくなってしまう部分が増え、確認しづらくなってしまいます。そのため、引越し当日ではなく契約を終えてカギをもらったらすぐにチェックしましょう。
そして、目につきにくい部分は特に念入りに調べましょう。とりわけ気をつけたいのは、水回りです。お風呂、洗面所、キッチンの流し台など、しばらく水を流しっぱなしにして、詰まりや水漏れなどが起きないか確認しましょう。排水溝や水道管の内部までは目で確認することができないため、こうしないと不具合の有無は分かりません。
さらに、部屋中の扉、引き出しをすべて開け閉めし、建て付けの悪さや異音がないかも確かめましょう。
入居時チェックリストに関するトラブル対策について
入居時チェックリストを巡るトラブルの多くは、入居者が「もともとあった傷や不具合だ」と主張することに対して、不動産会社やオーナーは「入居者の過失による傷や不具合だ」と主張することで起きます。
どうすれば問題が起きずに済むのでしょうか?
問題の箇所を写真に撮る
入居時チェックリストを残しておく
トラブルを防ぐために、チェックと連絡をしっかりと!
入居時チェックリストの項目は多いので、引越しでバタバタしているときには面倒な作業かもしれませんが、作成をしていないと、退去時に思わぬトラブルに発展する可能性があります。
不動産会社やオーナーも、入居前にはお部屋の状態はチェックしていますが、細かなキズや生活に支障がない程度の不具合については、記録や記憶に残らないこともあるので、自分自身の責任範囲を明確にして、適正な敷金精算を行うためにも、入居時チェックリストを提出することをオススメします。
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