不動産知識
2024-09-21
賃貸住宅での床がCF(クッションフロア)の場合、変色に注意!
川崎市宮前区西野川の不動産会社、藤伸興業(とうしんこうぎょう)株式会社の佐藤です。
以前のホームページのブログで人気のあった記事なので再アップいたします。
新たに賃貸住宅へ引っ越す方が多い時期です。
そこで、今回は、引越した後、注意しておきたいCF(クッションフロア)について書いていきます。
賃貸住宅において、床がCF(クッションフロア)の場合、物を置くと凹み跡ができます。
これは、通常損耗として借主に責任はありません。
ところが、物をどけたら、CF(クッションフロア)が変色していることがあります。
これは、借主の責任となります。
但し、6年で経年となりますので、短い期間入居していた方への話になります。
なぜ、CF(クッションフロア)が使われるのか、賃貸住宅におけるCF(クッションフロア)のメリット
賃貸住宅でCF(クッションフロア)が多く使われる理由としては、弾力性や防音性・耐水性に優れること、張替えが可能ということにあります。
フローリングの場合は張り替えるとなるとかなりの費用がかかりますし、一部補修をするにしても費用が高くなります。
CF(クッションフロア)ですと、張替えは簡単ですし、費用もフローリングの場合に比べると安くすみます。
洗面所やトイレの床は、耐水性に優れていることから、CF(クッションフロア)が使われます。
賃貸住宅での床がCF(クッションフロア)の場合、変色しないように注意!
CF(クッションフロア)は、弾力性があるため、物を置くと凹み跡が残ります。
この凹み跡は、通常損耗となりますので、退去時に、凹み跡を気にすることはありません。
ただし、CF(クッションフロア)の変色については、過失となり借主負担となるので注意が必要です。
過去の退去立会時に、CF(クッションフロア)の変色をいくつも見てきました。
赤、青、緑、黄、紫、黒、ピンクなどなど、様々な色に変色しています。
原因として多いのが、
・家具の脚についていたゴムのせい?
・洗面所にマットを敷いていた(滑らないようになっている床に張り付くようなタイプ)
・液体をこぼした
・家具の脚に何がついていたかは分からない
CF(クッションフロア)は、ビニール系の床シートです。
ゴム製品や防虫剤のような薬品などと化学反応を起こすことにより、色が変化します。
変色していないか定期的に確認することをお薦めします
部屋全体を掃除する時に、物を少し移動させてみて、変色していないかを定期的に確認することをお薦めします。
家具類の脚にゴム製品が付いていなかったとしても、もしかしたら脚に塗料等が塗られていて、それが溶けて変色の原因になるかもしれません。
洗面所に敷くマットは、滑りにくくするための素材を使っており、それも長期間敷きっぱなしにしていると、化学変化を起こし変色の原因となります。
退去時の借主負担を減そう!
ちょっとしたことで、退去時の借主負担部分が増えたり、減ったりします。
今回は、CFの変色について書きましたが、日常的に清掃を行うことにより、退去時の負担はかなり減ると思われます。
過去に、20年間住んでいた方でCFに変色、染み、落ちない汚れがなく、貼替が不必要なことが1組だけありました。これはなかなかです。
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