不動産知識
2025-01-19
1月から3月の繁忙期ならではの賃貸物件の探し方
川崎市宮前区西野川の不動産会社、藤伸興業(とうしんこうぎょう)株式会社の佐藤です。
1月から3月までは、賃貸物件では繁忙期に入ります。繁忙期では通常の時期よりも活発な動きを見せるため、通常期とは少し違った物件探しが必要となります。
とは言え、ネットで探すのが主流となり以前より繁忙期の差がなくなっているように感じますが、それでも物件が動く時期なので繁忙期ならではの賃貸物件探しのコツというか経験をお話ししたいと思います。
目次
不動産会社選び
まずは、不動産会社の選び方です。
基本的には、管理会社に直接行くことがお薦めです。
街の大きな不動産屋(仲介会社など)はオンライン化がかなり進んでいますが、街の小さな不動産屋(管理会社など)はオンライン化がまだまだのようです。
どのような対応を求めるかによって不動産会社を選んでみてはいかがでしょうか。
繁忙期では気に入った物件は早い者勝ちです!
ネット検索で気に入った物件があったとしましょう。おそらくその物件は他の人も気にっているはずです。
とすれば、すぐにでも内見に行って、申込みをしましょう。早い者勝ちです。
場合によっては、1日遅れたり、さらにはたった半日差でその気に入った物件に申込みが入ってしまっていることもあります。
この1月から3月の繁忙期では、特に早い回転で物件が動きます。
とにかく、即行動です。
ただ、申込の早い者勝ちでも、管理会社に直接問い合わせて内見すれば、もしかしたら有利に働くかもしれません。詳しいことは言えませんが・・・。
繁忙期にはネットには掲載されない物件もちらほら
この1月から3月の繁忙期にかけて、たまに、ネットに掲載されない物件も出てきます。
一般的には、退去届が提出されるとすぐにその部屋の募集をネットに掲載します。ところが、なかには退去後にその部屋の募集をネットに掲載しない不動産会社もあるのです。
不動産会社は、世の中でも特にネット文化が遅れていると言われています。これは、街の小さな不動産屋の場合、高齢の方が多い為でもあります。
この退去後に募集を開始する場合、ネットに掲載されないまま部屋が埋まることがあります。それは、たまたまその不動産屋を訪れた人がその部屋を気に入ったからです。
ごくまれにこうした掘り出し物もあります。ほんとにごくまれですが。
希望する条件が絶対条件の方は、ネットだけではなく、街の小さな不動産屋を片っ端から歩いてみたり、電話で問い合わせてみたりしてはいかがでしょうか。
一つの不動産会社で複数の物件を内見する場合の注意点
一つの不動産会社で複数の物件を内見する場合、必ず、担当者がなぜか必死に一番押してくる物件があります。この一番押してくる物件がたまに怪しかったりします。
それは、この物件を契約してもらうと、担当者が儲かる度合いが高いという理由で一番押してくる場合があるからです。担当者からやたらとお薦め事項が多い場合は注意が必要です。
自分の聞きたいことに応えてもらうスタンスで対応するといいでしょう。聞いてもないのに薦めてくることは注意が必要です。
自分で聞いたことに対して、きちんと対応してもらい、自分で納得いく物件に申込みを入れることをお薦めします。担当者のお薦めよりも自分の直感を信じるようにしてもいいと思います。
気に入った物件があったら賃料が被ることは覚悟しよう
この1月から3月の繁忙期では、賃貸物件に申込みを入れてから1週間から2週間ぐらいで契約開始(賃料発生期)となる物件が多いです。つまり、1週間から2週間で契約もあわただしくしなければなりません。
例えば、3月1日から借りたいと思っていても、申込みが2月1日だとしたら、契約開始は2月の中旬ぐらいではないと受け付けてくれません。かといって、申込み時期を後にずらすとその物件はなくなってしまう可能性もあります。
なので、気に入った物件があったら、現在入居している賃貸物件とその気に入った物件の賃料が被る期間が長くなってしまうわけです。
賃料が被る期間が長くなるのが嫌であれば、その気に入った物件は諦めるか、申込み時期を遅くするというギャンブルにでるかです。
どうしても気に入った物件に入居したいのであれば、賃料が被る期間が長くなることは覚悟するようにしてください。
簡単ではありますが、繁忙期の物件の探し方についてでした!
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