オーナー様
2025-02-13
不動産会社の定休日はなぜ水曜日が多い?

川崎市宮前区西野川の不動産会社、藤伸興業(とうしんこうぎょう)株式会社の佐藤です。
暦では春らしいですが、まだまだ寒い日が続いております。
今日はちょっと雑学的なお話をしようかと思います。
一般的な企業に勤める方は土日祝日休みが多いと思いますが、我々のようなサービス業の仕事をしている方は、土日祝日が忙しくなるため休むことができません。これは、土日祝日の休みの日を利用して内見や契約、打ち合わせなどを行うからですね。
となると、定休日を設けるとしたら必然的に平日になります。では、月曜日~金曜日の5日間の中で、なぜ水曜日を定休日にするのでしょうか?
目次
結論からいいますと・・・
理由の一つとして、この業界は縁起を大事にするからです。
冠婚葬祭業界が大安などお日柄を気にするように、不動産業界も縁起を大事にする業界です。例えば、契約や引渡しの日、地鎮祭など行事ではお日柄が良い日を選ぶことが多いですね!
それでは水曜日はどういった理由からなのでしょうか?水曜日は"水"という漢字がついています。この"水"から連想できることは、"契約が水に流れてしまう"といった縁起の悪い表現。こうした縁起の悪い日は休みにするべき、ということで定休日となったといわれています。
また、水曜日の他に火曜日も休みにしている会社もあります。その理由も水曜日休みと似ており、火曜日は"火"を連想させます。"火事は縁起が悪い"ので避けるという発想ですね。
もう一つの理由としては、横の繋がりが大事だからです。
今や数えきれないほどの不動産会社があります。そのため、客商売の一面として"お客さんの取り合い"というものがあります。サービス内容をはじめ、宣伝や立地条件などで他店と差をつけようとしのぎを削ります。
そのなかで、手っ取り早くお客さんを確保する方法として"同業者が休んでいる時に店を開ける"方法があります。そうすれば、お客さんを独り占めできてガッポリ儲けられるんじゃないか?と思いますが・・・しかし"同業者が休んでいる時は自分も休み"という不動産会社がほとんどです。なぜでしょう?
その答えは、冒頭でも挙げたように、この業界は横のつながりが無いとやっていけない業種だからです。不動産業者の扱う物件のほとんどは他業者からの紹介物件です。例えば、他業者から紹介されたアパートのリアルタイムの空き情報は、その業者に問い合わせます。その業者が休みだった場合、たとえお客さんが来ても案内することができません。そのため、不動産業者はみんな一斉に休みを取るのが一番効率的なのです。
ただ、プライベートで休みが合わないのはつらいところです(∵)
藤伸興業株式会社
TEL:044-755-5565
ホームページ:https://toshin-k.co.jp
定休日:毎週水曜日・第三木曜日